元NHKのアナウンサーで、ジャーナリストの堀潤氏(42)が18日放送のABEMA「AbemaPrime」(月曜後9・00)に出演し、「国会の副音声中継」プランを提案した。
番組では、この日「検察官の定年を延長する検察庁法改正案の今国会成立を断念した」ことについて議論。その中で「先週、視聴者50人と議論した」という堀氏は「なぜ、ここまで盛り上がったのか。“モリカケ”とか、これまで色々あったのに」と問いかけたことに触れ、「一番、回答が多かったのは、時間ができて、国会中継の映像や情報に触れる機会が増えたから。今回は政治問題を考える良いきっかけになったのではないか」と発言した。
その上で「いよいよ、次は関心が向いた。国会も副音声的に、バンバン見ながら、みんなで解説しながら参加していくと、良いんじゃないかと思う」と提案。若者も含めて政治に関心が起きている事象を前向きにとらえ、さらに親しみが増すように「副音声」の導入案を口にした。元NHKのアナウンサーとしては、斬新的なアイデアとも言えそうだ。
堀氏はさらに、今回の流れについて「一番疑問なのは、ことごとく法務大臣が、答弁できなかったこと。確かに検察側の説明が必要だと思うが、法務大臣がどうしてここまで説明できなかったかな。きちんとプレゼンができていれば、おそらく良かったんでしょうけど」と疑問。番組内でも「検察」側の対応について、様々な議論が飛び交っていたが、堀氏も「官僚の人たちも、これまでは色々な疑惑に対して、政治の場では議論になるけど、当の本人たちが全く語らないですよね。今回も検察のOBの皆さんが抗議の声を上げているが、一番説明すべきは現職ですよ。現職の人がきちんと答弁できるようにしないといけない」との持論を語っていた。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース